一人暮らしでペットを飼う時の心得
一人暮らしだからといって妥協したくないものの上位に、ペットが挙げられる事がすごく多いです。
『一人だとお世話ができないのではないか…』と悩んでいる方!!
一人暮らしでもペットを飼うことは全然できます!!
でも、ペットを飼う為の心得…といいますか、飼うためのポイントというのがあります。
今回はその辺をご紹介していきます。
どんな物件を選べばいいの?
初めて一人暮らしをする人でペットを飼いたい人は、まず『ペット可』の賃貸を探すところから始めましょう。
多くの賃貸はペットの飼育は不可ですので、間違っても確認しないまま賃貸契約をして、部屋に引っ越して、勝手にペットを飼ったりしない様にしましょう。
後になって、ペットを飼うために引越しをするのでは手間もお金も相当かかってしまいますので、ペットを飼う予定があればあらかじめ部屋選びの段階から意識しておくことが大切です。
ペットを暮らす部屋選びは「間取り」が重要
ペット可の物件を見つけたら、次は間取りに注目してみます。
1Kの部屋は家にいる間は四六時中ペットと顔を合わせなければならず、勉強に集中したい時でも鳴き声がうるさいなど何かとトラブルが起きることでしょう。
ストレスフリーなペットとの同居ライフを考えた時、二部屋以上の物件を選ぶのが吉。
日当たりもよくベランダがあればなお良しです。
ペットを飼う時の注意と、飼いやすいペットは?
当たり前ですが、ペットのお世話を全て一人でこなさなくてはいけないのが、一人暮らしでペットを飼うということです。
ペットを飼いたい!という人は、たいていどの生き物を飼うかというのは決まっていると思いますが、ここではペットで一番多い2種類の動物についての注意点を紹介していきます。
王道の「犬」を飼うなら、「ペットとの時間」をとれる様にするべき
ペットの王道と言えば「犬」ですが、散歩好きで活発的なワンちゃんの場合、四六時中狭い部屋の中にいると、ストレスで病気になってしまうこともあります。
またペットショップにいくと結構な確率で言われる「性格がおとなしいので、お部屋で飼うのに最適ですよ」というワンちゃんでも、おとなしいだけで内面にものすごくストレスをかかえてしまう子かもしれません。
ワンちゃんのストレス解消には、スキンシップや適度な運動が一番だと言われています。
なので、ワンちゃんを飼うなら、ワンちゃんのストレスを発散させてあげられる時間をとれる状況がないと、まず飼えないと思った方がいいです
「猫」を飼う時は要注意!!
家の中でゴロゴロしている猫の方が、一人暮らし用のペットとしては向いていると思っている人がいると思います。
実際、一人(一匹)でゴロゴロしてる事がほとんどなので、確かに一人暮らしで飼いやすいペットだと思います。
ですが…何の考えもなしにネコちゃんを飼うと…「壁」が大変な事になります。
ネコちゃんの習慣である「爪とぎ」をご存知でしょうか?そうです。あの柱や壁でガリガリガリガリ!!と爪を研ぐ行為です。
これは、ネコちゃんの気分によって場所が変わったりしますので、ほぼ100%壁をやられると思った方がいいです。
壁をボロボロにやられてしまうと、退去時に部屋を元の状態に戻す為に必要な費用「原状回復費用」が、入居時に支払った「敷金」以上に膨れてしまい、ものすごい出費になってしまうかもしれません…。
壁を保護するシートみたいなのもありますが、それもどれくらい持つかはネコちゃん次第…。
その辺をちゃんと納得してクリアできないのであれば、ネコちゃんを飼うのは難しいです。
漠然と「ペット」を飼いたいというだけなら、「小動物」がオススメ
何を飼いたいか悩んでいる。でも、ペットを飼ってみたいと思っている人は、一人暮らしで生き物を飼育する感覚をつかむ為に、飼いやすい小鳥やハムスターがオススメです。
ブンチョウやインコなどの小鳥は鳥かごの中でそれなりに過ごすので、飼うのに大した手間はかかりません。毎朝水と餌を交換して部屋の中を自由に飛ばせてあげれば彼らは満足します。
ハムスターも飼育は簡単で、ケージの中に遊び道具を置いてあげればたくさん遊んでストレスをためこまないでいてくれるので、オススメペットと言えるでしょう。
ペットと暮らすときの注意
ペットといつも快適に過ごせるとは限りません。時には注意が必要となります。
その一つが『紙』です。大学生ならレポートなど、社会人であれば書類や資料など、大切な紙をたくさん持っているかと思います。
部屋の中にほったらかしにしておくと、暇を持て余した動物たちが紙で遊んでしまいボロボロになってしまうことがあります。大切な書類はきちんと引き出しの中に保管しておきたいものです。
2日間以上家を空ける場合は、誰かに餌と水のお世話をお願いする
レクリエーションなどで2~3日家を空けなければならない時、飲み会や研究や残業や接待などが続いてなかなか家に帰れない時は、必ず誰かに餌と水のお世話をしてもらうようにしましょう。
それが出来ない環境であればペットを飼うべきではありません。
まとめ
ペットを飼うという事は「生き物の命を預かって育てる事」なので、飼い主は責任を持って大切にちゃんと育てる(飼育する)義務があります。
なので、何となくかわいいから欲しいな…と思っているくらいなら、一度、ちゃんと育てていけるかどうかを一度考えてみてから決めた方が絶対にいいです。
ペットは一人暮らしをするにあたっての心の癒やし・支えになってくれるので、家族の一員として最後まで面倒を見る!という意志をしっかり持って飼う事を心がけましょう!!
◆文: T子(GTMスタッフ)