誰でも出来る健康法【骨盤おこし】について
(※本記事は、2015年3月18日に掲載した記事を、2016年8月17日(水)に再編集し公開しなおしました。)
どうも。
美容とは程遠い漢、ぐっさんです。
雄である自分が美容を語るんじゃないと、世の女性のみなさまに怒られてしまいそうですが、それでも今回、日々パソコンと向き合っている人、特にデスクワークが多い女性のみなさんに、是非オススメしたい健康法がございます。
その名も…
骨盤おこし
えっ今更!?
って思われた方もいるかもしれませんが、色々な健康法がある中、骨盤おこしほど楽に出来て継続出来るものはありません。
大抵の健康法は、 すぐに効果が出る!!って言われてるのに、大して効果が出ないものが多いので、いつでも簡単に出来て、なおかつずっと続けられる健康法として今回、骨盤おこしをオススメしたい次第でございます。
骨盤おこしがどれほど簡単で、どれだけの効果を生むのか、GTMスタッフ内で 絵心が皆無として知られている、私、山口画伯のイラスト付きで、骨盤おこしについてご紹介させていただきます。
骨盤おこしについての説明
知らない方もいらっしゃるかと思いますので、骨盤おこしとは何なのかを説明いたします。
さて、のっけからすごい絵が来たぞと思ったそこの貴方。ご安心ください。
まだ私は本気を出していません。
人間の腰から、お尻にかけての骨を「骨盤」と呼びます。
※上の掲載図の「ココ」を参照
この骨盤には「正しい位置」というものがあり、イメージとしては
▼(逆三角形)の様に、地面に対して上辺が水平になっている状態が正しい位置とされています。
ただ、日々の生活習慣やその人特有の癖(立ち方・座り方など)で、骨盤が徐々に歪んでいき、骨盤の位置が正しい位置からずれていってしまいます。
骨盤おこしとは、「ずれた骨盤を起こす事」
骨盤おこしとは、
骨盤を正しい位置に戻す為に行うストレッチ・体操・矯正方法
の総称
の事を指します。
骨盤を正しい位置に戻す事で、血流が良くなり、内蔵機能の正常化、新陳代謝の向上、それに伴ったダイエット効果と肩こり、腰痛解消など、様々な効果が出ると言われています。
骨盤の歪みの種類
さて、またすげー絵が出てきましたが、絵心マイナスな僕にまぁなんとか見れるクオリティーなんて高尚なものを求めてはいけません。
あくまでも雰囲気だけお楽しみください。
ここでは、骨盤の歪みについてご紹介します。
骨盤の歪みは大きく分けて3つあります。
それぞれで特徴が違いますので、自分はどのタイプなのかを知っておきましょう。
「骨盤後傾」
所謂、猫背です。猫背になってしまう事で、おしりがたるみ、お腹がポコっと出てしまい、ものすごくだらしない姿勢となります。
また、猫背の為に肩こりがひどくなりやすいのも特徴です。
「骨盤前傾」
Aの骨盤後傾とは逆に、「キミ、胸張りすぎ」状態です。反り腰になってしまう事でひどい腰痛になる可能性が高く、お腹が前に出過ぎる事により、便秘の原因にもなってしまいます。
「左右の歪み」
O脚・いびつなくびれになってしまっているのが特徴です。上の図はかなり極端に書きましたが、どちらかにおしりが傾いてしまっていて、スタイル崩壊状態です。左右に歪みが生じている為、歩き方がおかしくなったり、片方の身体に負担がかかる事で肩こりや腰痛の原因となります。
いずれも、血流悪化、肩こり・腰痛やむくみ、お尻が垂れる、便秘など、身体にとって悪影響を及ぼす原因となります。
骨盤おこしのやり方
さて、ようやく本題である、骨盤おこしのやり方についてご紹介いたします。
色々な方法がありますが、今回オススメしたいのは…
背筋を伸ばして姿勢を良くする。
たったこれだけです。
引っ張っておいて、はっ?なにそれ?と思われた方もいらっしゃるかと思います。
ただ、実際に背筋を伸ばして、左右に傾いていない良い姿勢をやってみてください。
どれくらいキープできますでしょうか?
いつの間にか、楽な体勢になっていませんか?
まずは意識から改善する
人間の身体は不思議なもので、意識をしないと自然に楽な体勢になってしまうものです。
立っている状態であれば、片方に体重をかける。座っている状態なら、腰を曲げて深く座るなど、楽な体勢の大半は、身体の一部分に負担をかけ、他の部分の負担を無くす事で楽に感じる様になっています。
ただ、その 楽な体勢こそが骨盤の歪みの原因となってしまっているのです。
まずはそこの改善が必要です。
常に心がける事が重要ですが、まずは「10分」だけ正しい姿勢でいるという事を意識する所から始めてみましょう。
ちなみに自分は、骨盤おこしをやり始めた当初、良い姿勢をするだけで腹回りの筋肉がピクピクと震えるくらいにきつかったです…。
良い姿勢と悪い姿勢の例
立ち姿勢の悪い例
片方に体重をかけて立つという行為は、一見楽ではありますが、片方の腰に負担がかかっており、骨盤が歪む原因となります。
立ち姿勢の良い例
背筋を伸ばし、片方に体重をかけない様に意識した姿勢にする事で、左右ともにバランスよく負担を分散する事で、骨盤がずれにくくなります。
座り姿勢の悪い例
背もたれに寄りかかって寝そべっている様な体勢をすると、腰・おしりに負担がかかり骨盤が歪む原因となります。特にチャットレディの皆様の様に、長時間デスクワークをやられる方は要注意です。
座り姿勢の良い例
胸を張らない様に背筋を伸ばして座る。足を地面に対して90度になる様に椅子の高さを調整出来ればベスト。
この状態で、1時間以上キープ出来れば、もう骨盤おこしのスペシャリストといっても過言ではありません!
最初は1分でも2分でもいいと思います。少しずついい姿勢でいられる時間を伸ばすように心がけましょう。
ストレッチもよい
自分のオススメ骨盤おこしストレッチは、膝でクッションを挟んで屈伸運動をする事です。
膝に何かを挟んで屈伸をすると、下腹部の臓器を支える筋肉である 骨盤底筋が鍛えられ、骨盤をしっかり支えるインナーマッスルが鍛えられるわけです。
※画伯は腕が疲れた為、写真に切り替えました。もちろん私本人でございます。
撮影協力:自称エロカメラマン(とてもかわいらしい女性です)
まとめ
ずっと座りっぱなしでチャットしているチャットレディの皆さんも、デスクワークでずっと椅子に座りっぱなしの皆さんも、仕事でずっと立ちっぱなしの皆さんも、誰でもいつでも出来る事が骨盤おこしの魅力です。
姿勢を良くした状態をキープするという事だけを、毎日意識して実践する事が骨盤を正しい位置に戻し、美容・健康に繋がる最短の道ではないかと個人的に思っております。
なので、ウチの女性スタッフのみなさんにも猛プッシュで進めてみたいと思います(笑)
皆様も是非お試しあれです。
そして、やはり自身の絵心の無さに愕然とし、絵画教室にでも通ってみようかと思いました。
まぁ…それでも上達しなさそうですが…
それではでは。
※骨盤おこしのやり方はもっともっとたくさんあります。
ただ、いずれも効果を出すには「継続する事」が必須ですので、最も継続していきやすいであろう方法をご紹介いたしました。
半年、1年先の自分の美容・健康を見越して、毎日意識して続ける様にしましょう!
◆文: ぐっさん(GTMメディア担当)