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コスプレイベントの王道『ハロウィン』が流行った理由

2016.10.26 (Wed)
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コスプレイベントの王道『ハロウィン』が流行った理由

10月も残りわずかとなり、今年も ハロウィン の季節がやってまいりました。

今年のハロウィンは残念ながら月曜日と週初めの為、当日にてんやわんやの大騒ぎは難しいかもしれませんが、今週末の土日あたりはなんだかんだで例年通りにお祭り騒ぎになるんじゃないかなと予想しています。

 

最近では、クリスマスやバレンタインデーと同じように、ハロウィンも何かをするというのが日本でも根付いていますね。

今年はテレビなどのメディアでも、ハロウィンについて大々的な特集が組まれていたりと、もはやハロウィンは日本のイベントとして確立されたと言っても過言ではありません。

一昔前にはあまり聞くことがなかったハロウィンですが、何故ここまで盛り上がったのでしょうか?

今回は、その理由を紐解いていきます。

 

きっかけは「キディランド」で、広めたのは「ディズニーランド」

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Wikipedia大先生 にお伺いを立ててみました所、 キディランドの原宿店が1970年代に日本では全く根付いていなかったハロウィンを関連商品の店頭販売を開始したこととパレードを行ったことが日本に根付いたきっかけだという事が分かりました。

そして、ディズニーリゾートは、そういった文化を定番にするさすがの企画力を持っていたようです。

ディズニー×ハロウィンの第1回は1997年10月31日に ディズニー・ハッピーハロウィーンが開催され、ゲストがハロウィーン用に仮装する日としていたようで、そこから一気にハロウィンは仮装というイメージを根付かせるのに成功しています。

 

根拠として、この時期になるとよく見かけるものが、かわいいキャラクタ×ハロウィングッズとディズニーリゾートでのハロウィンイベントのCMではないでしょうか。

普段は定番の恰好をしているキャラクタがハロウィンならではの、 こわカワイイ 恰好になっていたり、秋の定番イベントであるディズニー・ハッピーハロウィーンの開催を知らせるCMを見かけるようになると秋だなぁと感じたりします。(大げさ)

 

 

当初は仮装だけでシンプルなイベントだった

開催当初はパレードなどはなく、仮装したゲストが集まるものでしたが、2000年からは期間も延長され10月1日~10月31日にてディズニー・ハロウィーンが開催されることになり、今のようなパレードも開催されることになりました。そして、2009年にはディズニーシーでも開催をされことになりました。


今では、抜群の安定感で毎年ディズニー・ハロウィーンは開催されています。さらには、10月だけのイベントではなく、9月には開催され始めるなどディズニーリゾートの秋のイベントとして定着をしたと言えますね。

この様に、この2大巨塔(関連性はありません)が日本にハロウィンを広め、仮装をするイベントとして盛り上がるきっかけを作っていったわけです。

 

ハロウィンのコスプレで非日常感を演出することができる

coscoshalohalo

こういったきっかけで広まっていっているハロウィンですが、クリスマスやバレンタインデーと比べると後発だったためか、全国に浸透するまでにはかなり時間がかかっています。

そんな時に威力を発揮したのが、 ハロウィンコスプレ だったのではないでしょうか。

 

日本ではマンガやアニメやゲームのキャラクタのコスプレが元々文化としてあり、年々ハイクオリティなコスプレイヤーが生まれていっています。

昔よりもはるかにコスプレをすることに世の中が寛容になったことや、各人がそれぞれのコスプレクオリティを競い合うような時代になったことも、ハロウィンが根付いた理由の1つかもしれません。

 

誰でも非日常感を堪能できるのも流行った理由

コスプレイヤーの人たちは日頃からコスプレをすることになじんでいますが、ハロウィンであれば普段はコスプレをしない人もコスプレの衣装がある程度決まっていることもあり、 ハロウィンだからという理由で仮装やコスプレを楽しむことができ、非日常を味わうことができるという利点もあると思います。

本来は魔除けの意味があるハロウィンでの仮装ですが、コスプレ文化と融合することでハロウィンを根付かせるために一役買っているのは確かです。

最近ではコスプレグッズなども広く販売されていますが、せっかくなので簡単にできるコスプレではなくハロウィンならではの仮装を楽しんでみるのもいいかもしれません。

 

最近はリアル志向が増えている?!

一昨年くらいから リアルなゾンビのコスプレ をしている人が多くなりました。

ふいにそういった人に遭遇すると、毎回 「ああ…この世の終わりか…」と思ってしまいます…。

特にセクシーな看護師さんゾンビや、制服を着たゾンビさんたちが増えたので、きっと今年も目が離せなくなってしまうんだろうな…と(苦笑)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本では宗教的な意味合いは一切なく、民間行事として定着し始めてきたハロウィン。シーズンイベントとして今後も参加する人は増えていくのではないでしょうか。


クリスマスやバレンタインデーとは違い、恋人や男女といった限定された人たちだけではなく、 友達同士でも気軽に参加できるという点もハロウィンが浸透していっている理由だと思います。

全く関係ないですが、コスプレはコスチューム・プレイという言葉が語源になっていますが、日本で言うコスプレをコスチューム・プレイと英語で言っても伝わりません。MANGAと同様に日本のサブカル文化が生み出した新しい英語として、cosplayが正しい英語になっているようです。

クールジャパンはやはりすごいですね。

ちなみに、ハロウィンの仮装などをする場合は本来なら着飾るというような意味合いの dress upという言葉を使うそうです。

 

◆文: I氏(GTM)