美容液に頼ってばかりはダメ!! 生活習慣で変わるお肌について
美しく健康的な肌を手に入れたいと思ったら、表面的な部分ではなく内面的な部分である「身体の中」からケアを行う必要があります。
今回は、憧れの美肌を目指すため、表面的な部分のケアである「化粧品・美容品」に頼るだけじゃなく、内面的な部分の改善によるスキンケア方法をご紹介します。
食で変えるスキンケア
美しい肌を手に入れるためには、健康的な体作りは基本です。
スキンケアの一環として、まずは、毎日の食生活を見直してみると良いでしょう。
食事で一番大切なことは、バランスの良い食事を取ることです。
ごはんやパンなどの主食、肉や魚、卵、大豆などの主菜、野菜や海草などの副菜、乳製品や果物などを毎日バランス良く摂取することが必要です。
また、1日3食を心がけ、規則正しい食生活を行うようにしましょう。
1食で食べる量も、腹八分におさえ、食べ過ぎは控えると良いでしょう。
「ビタミン」の摂取が効果的
スキンケアを意識した食生活ではバランスを保った上で、特に、ビタミンを取る事を意識すると効果的です。
ビタミン名 | 効果 | 含まれている食材の例 |
ビタミンB群 | 新陳代謝を高めてくれる | うなぎや納豆、バナナなど |
ビタミンA | 皮膚の代謝を活発にする | レバーやあん肝など |
ビタミンC | 美肌効果 | フルーツ全般に含まれる |
ビタミンE | 血流を促す | ナッツ類に多く含まれる |
これらは一例で、他にも美しい肌作りに関わりの高い栄養素は多くあります。
水分たっぷりもちもち肌を目指すなら「ミネラル」も効果的
みずみずしい肌を目指すなら、ミネラルが豊富な海草類も効果的です。
肌荒れの原因となる便秘を解消させるためにも、食物繊維の摂取も大切な栄養素と言えるでしょう。
お酒の飲み方で変えるスキンケア
仕事や付き合いを理由にどうしてもお酒を飲まざるを得ないという人、また、お酒が好きで止められないという人の中には、お酒による肌への影響が悩みの種という人もいるかもしれません。
しかし、「酒は百薬の長」ということわざがある通り、適度なアルコールは ストレスによる疲労を和らげ、血行をよくする効果 もあると言われています。
しかし、お酒の飲み過ぎは、アルコール分解に必要な亜鉛などの栄養素を消費してしまいます。
亜鉛は肌の代謝を助け、ホルモンのバランスを保つので肌にとって大切な栄養素です。
そのため、不足することでニキビや吹き出物、傷などを治す力が衰えてしまいます。
アルコールの量が多くなることで、肝臓での分解作業が間に合わず、排出されるはずの成分が体内に残り、肌荒れへとつながってしまいますので、飲み過ぎに注意が必要です。
適量のアルコール量に抑えることが大切
1日に缶ビール1本(350ml)くらいがちょうどいいと言われていますが、適量は人それぞれですので、肌荒れが起きてるなと思ったらすぐに量を減らすなどした方がいいです。
また、お酒を飲む際には、アルコールによって不足する亜鉛を多く含む「牡蠣などの貝類」や、肝臓に残ってしまうアルコールの分解を助けるナイアシンを含む「カツオやレバー」を意識的に摂取するといいです。
運動で変えるスキンケア
健康な体作りにとって、食事と同じくらい大切なことが運動です。
運動は健康な体作りや美しいスタイル作りに役立つだけではなく、美肌作りにも効果的です。
体を動かすことは、新陳代謝をアップさせ、代謝がアップうると血流が良くなることで、全身に栄養や酸素が行きわたります。
血流がよくなると、冷え性の改善につながるため、肌の血色も良くなりますし、運動で気分をリフレッシュさせることにより、ストレスが解消され、ストレスを原因とした肌荒れが改善されることもあります。
また、運動で汗をかくことで体に不要な老廃物が体外に排出され、結果として健康的な肌を保つことにつながるのです。
新陳代謝のアップにより、ターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わりが促進されるため、スキンケアを考える上で、運動を積極的に取り入れることは大切です。
>>ターンオーバーについてブログ書いてます。こちらもあわせてどうぞ。
過度な運動は逆効果になる事も
過度な運動は、逆に身体にとって悪影響を与える場合もあります。
ストレスが溜まるほどの運動や、老化の原因となる活性酸素を作り出してしまう過度の無酸素運動は、避けたほうが良いケースもあります。
適度な運動と運動の疲れを落とす十分な睡眠で、無理のないスキンケアに励むと良いでしょう。
今回のブログのまとめ
美肌は美容に力を入れている女性にとって、目的であり一朝一夕で手に入れられるものではありません。
その事を踏まえて、じっくりと崩れない土台を作るというイメージを持って、生活習慣を1つ1つ見直し、スキンケアを行う様にしていきましょう。
◆文: ヒミツさん(GTMスタッフ)